- プレスリリース
- 2024.05.23
- 帝京大学板橋キャンパスにて アバター警備ロボット「ugo」導入
~警備業務の省人化と効率化に向けた新たな警備システムの構築~
大成株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:加藤 憲博)が提供しているアバター警備ロボット「ugo TSシリーズ(以下「ugo」)※」が、帝京大学(板橋キャンパス)の警備業務を受託している株式会社全日本ガードシステム(本社:東京都文京区、代表取締役社長:小泉和久)に2024年4月12日(金)より正式導入されました。
2023年の警備業の有効求人倍率は、6.68倍。このデータは、厚生労働省が公表した「一般職業紹介状況」によるものです。全体平均有効求人倍率1.19倍と比較して非常に高い倍率となっているように、警備業界では需要が高まっているにも関わらず、人手不足が深刻化しています。そのような状況の中、当社ではアバター警備ロボットの社会実装を促進するため、様々な施設において、ロボットトランスフォーメーション(RX)に取り組んでいます。
24時間リアルタイム監視
・立哨警備
2階警備室横に立ち、人を検知して「おはようございます」等の挨拶(発話)やイベント時はモニターによる案内を行います。同機体カメラの画角内に人物を検知した際、自動で時間帯に応じた内容の発話をする仕組みとなっております。また、遠隔操作で表情の変化や音声の相互通話が可能なため、ロボットを通じて学生や教職員とのコミュニケーションを取ることができます。
・巡回警備
アームを用いたエレベーター移動により、フロア移動をしながら1階・2階キャンパス内の決められたルートを自動巡回します。自走中は、搭載したカメラで周囲をリアルタイムで監視するだけでなく、予め設定した位置で撮影したデータを巡回記録として保存します。これにより警備業務の一部を高い精度で代行できるようになりました。
【アバターロボット“ugo TS シリーズ”特徴】
「ugo」 は2本のアームと高さ調整により遠隔で様々な業務を行うことができるアバターロボット。AIによる学習機能 で同じ稼働条件下で あれば自動モードも可能。従来の単純な アバターロボットと完全自動化ロボット双方の利点を併せ持つ次世代型ハイブリッドアバターロボットです。2本のアームを使用することで、エレベーターのボタンを操作しフロア移動を可能としております。
立哨や巡回など、施設警備における基本業務を警備員から警備ロボットに代替することで、省人化によるコスト削減や、人と人との接触機会を減少させ感染症などへの感染リスクを低減します。
【株式会社全日本ガードシステム 概要】
所在地:東京都文京区湯島3丁目14番9号(湯島ビル6・7F)
設 立 :1971年
代 表 :小泉和久
URL :https://www.ags-keibi.co.jp/
事業内容 :オフィスビル・商業施設・学校・病院・工場などにおける施設警備及び機械警備業務、防犯カメラ等機器販売・工事、貴重品運搬警備業務、障害対応業務
【大成株式会社 概要】
所在地:名古屋市中区栄3-31-12
設 立:1959年
代 表:加藤 憲博
URL:https://www.taisei-bm.co.jp/
事業内容:ビルメンテナンス業、警備業、駐車場の管理、建築・土木工事全般に関する請負、労働者派遣事業、太陽光発電事業、建物・公共施設等の運営管理に関する請負ならびにコンサルティング
【帝京大学 板橋キャンパス 施設概要】
所在地 :東京都板橋区加賀2-11-1
創 立 :1966年
施 設 :板橋キャンパスオフィス
URL :https://www.teikyo-u.ac.jp/