- プレスリリース
- 2023.11.17
- 大阪駅前の高層ビル「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」にアバター警備ロボット「ugo(ユーゴー)」を導入
―ロボットによる巡回警備で省人化を実現~
総合ビルサービスの大成株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:加藤 憲博)は、アバター警備ロボット「ugo TSシリーズ(以下「ugo」)※」が、大阪梅田ツインタワーズ・ノース(所有者:阪急電鉄株式会社)に2023年10月1日(日)より正式導入したことをお知らせいたします。
2023年8月の保安業の有効求人倍率は、17.86倍。このデータは、厚生労働省が公表した「求人・求職バランスシート(2023年 8月分)」によるものです。全体平均有効求人倍率1.48倍と比較して非常に高い倍率と高い倍率となっているように、警備業界では需要が高まっているにも関わらず、人手不足が深刻化しています。そのような状況の中、当社ではアバター警備ロボットの社会実装を促進するため、様々な施設において、ロボットトランスフォーメーション(RX)に取り組んでいます。
◆ugo業務内容
・立哨業務
15階エレベーターホールに立ち、人を検知して「おはようございます」「お疲れ様です」等の挨拶(発話)を行います。同機体カメラの画角内に人物を検知した際、自動で時間帯に応じた内容の発話をする仕組みとなっております。また、遠隔操作で表情の変化や音声の相互通話が可能なため、ロボットを通じてビルを訪れるお客様とのコミュニケーションを取ることができます。
・巡回警備
オフィスフロア内の決められたルートを巡回しながら、ugoが施設利用に関する注意喚起を促します。自走中は、搭載したカメラで周囲をリアルタイムで監視するだけでなく、予め設定した位置で撮影したデータを巡回記録として保存します。
大成株式会社は今後も機能の向上とアップデートを引き続き行い、警備業務の更なる効率化を図るとともに警備業界の人手不足解決に向けて取り組んでまいります。
◆アバターロボット“ugo TS シリーズ”特徴
「ugo」 は従来の単純なアバターロボットと完全自動化ロボット双方の利点を併せ持つ次世代型ハイブリッドアバター警備ロボットです。2本のアームと高さ調整により遠隔で様々な業務を行います。 アームを使用することで、エレベーターのボタンを操作しフロア移動を可能としております。さらに、AIによる自律走行機能により、自動巡回を行うことができます。
立哨や巡回など、施設警備における基本業務を警備員から警備ロボットに代替することで、警備業界の人手不足の解消や、省人化によるコスト削減に貢献します。
【大阪梅田ツインタワーズ・ノース 概要】
所在地:大阪府大阪市北区角田町8番1号
開 業:2010年(オフィスタワー)
階 数:地上41階地下2階
延床面積:約254,000 m²
所有者 :阪急電鉄株式会社
【大成株式会社 概要】
所在地:名古屋市中区栄3-31-12
設 立:1959年
代 表:加藤 憲博
URL:https://www.taisei-bm.co.jp/
事業内容:ビルメンテナンス業、警備業、駐車場の管理、建築・土木工事全般に関する請負、労働者派遣事業、太陽光発電事業、建物・公共施設等の運営管理に関する請負ならびにコンサルティング